東京都では、幅広い層のスマートシティへの関心を高め、都内における都市・まちのスマート化を促進していくことを目的に、「SMARTCITY
× TOKYO」を開催しています。
今回は、有識者によるパネルディスカッションと、スマートシティ関連の取組を推進する自治体とスタートアップのピッチを通じ、昨今注目されるスマートシティに関する最新の情報を発信いたします。日本・東京をフィールドとしたスマートシティの現在・未来の取組について興味関心をお持ちの方は、是非ご参加ください。
日本全国で広がるスマートシティの取組は、多様な産官学民の主体が協働のもと担っています。こうした主体が地域や立場等の垣根を越えて、出会い・交じり合う場として、また、スマートシティの現在・未来が東京で交差する場として、この「SMARTCITY
× TOKYO」を今後発展させていきたいと考えていますので、ご期待ください。
開催概要
- 日時
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2022 年
7 月 29 日(金)
13:15~16:00(予定) - 実施方法
- ZOOM ウェビナー
プログラム概要
プログラム概要は、随時アップデート予定となります。
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パネルディスカッション
「日本で世界に誇るスマートシティを生み出すには」
- 【モデレーター】
- 一般社団法人スマートシティ・インスティテュート 専務理事 南雲岳彦 氏
- 【パネリスト】
- 東京大学FoundX ディレクター 兼 公益財団法人国際文化会館 アジア・パシフィック・イニシアティブ 上席客員研究員 馬田隆明 氏
- 大阪府 最高情報統括責任者 兼 スマートシティ戦略部長 坪田知巳 氏
- 一般社団法人世界経済フォーラム 第四次産業革命日本センター長 山室芳剛 氏
- 東京都副知事 宮坂学
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まちのスマート化に取り組む自治体とスマートシティをけん引するスタートアップとのクロスピッチ
《テーマ》HTT・環境、防災、ウェルネス、子ども、データ分析等
①「重層的な支援を容易にするための住民対応情報共有プラットフォームづくり」
- 【登壇者】
- 日野市 健康福祉部福祉政策課長 佐藤伸彦 氏
- 【概要】
- ヤングケアラーや子どもの貧困などの複合要因を持つ社会課題に対し、国の重層的支援体制整備事業など、地域の多様な主体の結びつきによる課題解決や伴走的支援の必要性が高まっている。この「結びつき」の実現には、制度や人材などに加え、対応履歴などの情報の共有も重要となっている。
②「より良いスマートシティのためにロケーションデータでできること」
- 【登壇者】
- 株式会社ナイトレイ データコンサルティング部 部長 山口翔 氏
- 【概要】
- 近年、様々な領域で注目を集め始めている位置情報ビッグデータ。ナイトレイでは10年以上、位置情報ビッグデータの可能性に着目し、様々な分野での活用にチャレンジしてきました。スマートシティの分野での位置情報ビッグデータの活用方法について、皆様と考える機会にさせて頂きます。
③「移動シェアで地域交通をサステイナブルに」
- 【登壇者】
- 株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 氏
- 【概要】
- 「モビリティ」の領域で、地域の人々に価値のある新たな移動手段の創出に取り組んでおり、シェアでお得に、ドアツードアで移動できる「スマートシャトル」を運営。現在は主に空港向けスマートシャトルを全国12空港で展開している。また、2021年11月に解禁となったタクシーの相乗り制度を活用し、日本初の相乗りタクシーサービスを開始。将来はシェアするドアツードア移動を当たり前にして環境負担をさげるサービス展開と、EVや自動運転へつなげる「第4の交通公共交通機関」になることを目指している。
④「人の活動量を底上げし、健康と環境の課題解決を」
- 【登壇者】
- 株式会社CUVEYES 代表取締役 夏目恭行 氏
- 【概要】
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人が歩くと数々の疾患予防に寄与されることは概ね皆様の理解の中に存在するかと思います。
弊社が開発運営するアプリ「SPOBY」は人の歩行を増進させ、健康だけではなく脱炭素課題の解決まで漕ぎつける世界初の試みを行っているプロダクトです。
身体健康だけではなく、社会健康、環境健康の観点からウェルネスに取り組むSPOBYを皆様にご紹介する機会を楽しみにしております。
⑤「スマートシティ三鷹(仮称)の実現に向けた取り組みについて」
- 【登壇者】
- 三鷹市 企画部情報推進課地域情報化推進係長 下鳥辰輝 氏
- 【概要】
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三鷹市では、スマートシティ三鷹(仮称)に実現に向けて、デジタル技術を活用した各種の実証事業及び実装に取り組んでいます。
これまでの取り組みをご紹介するとともに、今後の展望についてもお話させていただきます。
⑥「社会のアセットやサービスとコネクトする、Web3.0時代のスマートシティ社会実装」
- 【登壇者】
- 株式会社ビットキー 共同創業者 代表取締役CEO 江尻祐樹 氏
- 【概要】
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当社は、スマートシティ実現において、重要かつ課題にもなっている点として、
以下2点があると考えています。
・「いまあるリアルなモノ(建物や設備)をどう活かすか」
・「いかにユーザー体験の向上を図るか」
前者は入れ替え・作り直しが容易では有りません。
後者も、局所最適のアプリやサービス、事業者間のシステム分断により、ユーザー体験が損なわれはじめています。
本会では、当社の「ミニスマートシティ」の取組み事例を踏まえ、上記2点の課題をいかに乗り越えるか、その思考方法、実装方法についてお話いたします。
⑦「ICT活用で広がるサポートの輪 ―これからの妊娠、出産、子育て支援―」
- 【登壇者】
- 株式会社Kids Public 代表取締役 小児科医 産婦人科・小児科オンライン 橋本直也 氏
- 【概要】
- コロナ禍において虐待報告は過去最悪、産後うつも増加したのではと指摘されています。既存施策だけでは届かない不安、孤立があります。スマホから産婦人科医、小児科医、助産師に相談できる「産婦人科・小児科オンライン」は、ICTを活用してそれらへのリーチを実現します。未来のこの国を支える子どもたちとその保護者の安心への貢献が弊社のミッションです。
⑧「スマートホームコミュニティ「エネプラザ」について」
- 【登壇者】
- 株式会社Looop 課長代理 黒田雅行 氏
- 【概要】
- マイクログリッドを実サービスとして運用開始したエネプラザの取り組みについて、需要家の皆様へ提供しているサービスを中心にご紹介致します。
⑨「都市のスマート化に向けた渋谷区の取組について」
- 【登壇者】
- 渋谷区 デジタルサービス部スマートシティ推進室 課長 加藤茜 氏
- 【概要】
- 多様な人や組織が集積する都市「渋谷」において、どのようにスマート化に向けた取組を模索し、推進しているかについてお話します。街をデータで把握するシティダッシュボードの取組みや、産官学民連携によるスマート化推進のための仕組み案(現在準備中)についてご紹介します。
⑩「小田原発!EV普及による電力問題解決へのアプローチ」
- 【登壇者】
- 株式会社REXEV セールスダイレクター 恩田大 氏
- 【概要】
- 自治体、新電力、EVエネルギーマネジメント会社がそれぞれ強みを生かした小田原の脱炭素地域交通サービスeemo。移動価値だけでなく、エリアに分散するEVのバッテリー電力を束ねることで電力需給問題解決に必要なバーチャル発電所として機能します。小田原発、そして全国へ。
⑪「災害を意識しなくても、いざという時に安心して過ごせる街を」
- 【登壇者】
- 株式会社Laspy 代表取締役社長/CEO 藪原拓人 氏
- 【概要】
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防災備蓄を街の至る所にしかけ当たり前のインフラにすることで、住む人が普段意識をしなくてもいざという時に安心して過ごせる街の実現をめざして活動しています。
災害に強い街づくりを目指す当社の取り組みの一部をご紹介させていただきます。
質疑応答
終了
参加お申し込み
以下のURLより必ずお申込みをお願いいたします。
- お申し込み期限
- 2022年7月28日(木)
留意事項
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お申し込みいただいたアカウントにつき、1 つのデバイスで当日はご参加ください。
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上記よりお申し込み後、登録いただいた URL に当日用のインビテーションがメールで送付されます。1 回の登録につき 1 つのインビテーションが送付されますので、当日まで保管のほどよろしくお願いいたします。
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参加上限の関係上、定員を超える場合は、ご参加いただけない場合がございますので、ご承知おきください。
問合せ先
事業全般に関すること
東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部デジタルサービス推進課
スマートシティ推進担当
S1100301@section.metro.tokyo.jp
イベントに関すること
スマート東京(東京版
Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクト事務局
(受託事業者:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)
tokyo_sc@tohmatsu.co.jp